ケラさんの『キネマと恋人』観てきた!!神様の仕事だ!!

ケラさんとは、シンセサイザーズ時代から

しばらくご無沙汰していたが

先日、ケラさんのソロアルバム『LANDSCAPE』の発売記念のミニライブで

4曲ほどドラムを叩かせていただき

その流れで、ケラさんのお芝居『キネマと恋人』の再演を観てきた

 

ケラさんをご存じない方のために簡単にご紹介すると

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(1963年1月3日 )は、東京都出身のミュージシャン、

劇作家、俳優、脚本家、演出家、映画監督。

日本大学鶴ヶ丘高等学校、横浜放送映画専門学院(現:日本映画大学)卒業。

インディーズレーベル「ナゴムレコード」主宰。劇団「ナイロン100℃」主宰。

別名義・ケラ(KERA名義でも活動)。本名は小林 一三(こばやし かずみ)。

妻は女優の緒川たまき。キューブ所属。

有頂天を結成してデビューし、その後、ナゴムレコードを立ち上げて、

筋肉少女帯、死ね死ね団、たま、人生、電気グルーブなどの才能を発掘し世に送り出してきた

お芝居の台本や演出などで以下のような賞も多数受賞している

岸田國士戯曲賞
鶴屋南北戯曲賞
読売演劇大賞
紫綬褒章

(wikipediaより抜粋)

 

というすごい人なんだが、

 

キネマと恋人を見て

不覚にも、泣いてしまった

 

これはストーリーの流れや音楽もあるんだけど

 

もっと違うもの

 

なんというか、神様に触れたという感覚

 

本当にいいものや神々しいものに出会った時

人は感動をすると思うのだけど

 

そのとき、なぜか鳥肌が立ったり

涙が出たりする

 

その感覚

 

出演者も、

全員神々しいくらいにすばらしく

そこここに愛が溢れている

 

最近こういうの感じるアンテナがピンと立ってて

この愛がないと、どうも面白く感じない

 

そして、神は細部に宿ると言うが

ちょっとした照明の使い方

場面転換の時さえ、お客様を魅せてくれる演出

音の使い方、切り方

せりふのひとつひとつ

間合い、衣装、などなど

全てが完璧なタイミングでやって来る

 

そしてもちろん、ケラさん節の

人生をどこか、面白がっている視点は常にあって

悲しいこともつらいこともそれを感じつつ

どこか達観してる視点があって

それを笑い飛ばす独特の目線があって

ホッとしながらも気づきをいただくのだった

 

これを神様の仕事と言わずしてなんというのだろう

 

主役の緒川たまきさんの存在感がまた

このお芝居の重要な鍵になっていて

彼女の、ほんわりとしつつ芯が通って、

なんとも甘い高級果物のようなテイストが

このレトロな雰囲気を盛り上げてくれている

 

この作品を見て

やっぱりケラさんは、なにか気づいているのだと確信

 

ライブで演奏させていただいたシンセサイザーズの曲

『BROKEN FLOWERS』

 

この曲を聴いて、わたしは、うなってしまった

ケラさんは何か気づいている!

 

この曲は2012の作品だが

奇しくもちょうどその頃、

マヤ暦の周期の終わりの時期だった

動画を見る時間がない人のために

歌詞の一部を抜粋すると

 

「どうせ何もかも夢だ、幻だ、こうなりゃしめたもんだ

最初はゼロだ、全ては。借り物だ、デタラメなのだ」

 

 

そうして、こういう気づいた人たちが

世の中に気づきをもたらしてくれて

わたしたちの成長と変化を

後押ししてくれているのだ

 

ケラさんのように、センスの良い笑いをもたらしながら

気づきに導いてくれる人は意外と少ない

このスタンスがとっても好きだ

 

 

そして、、

こんな風にして変化の時期に

また会う機会を与えてもらえたことにも

なんだか泣けてきてしまう

 

あまりにいいお芝居だったので

とても感情的になっている私であった

 

いい作品をつくることが

こんな風に人を動かし、考えさせてくれ

また幸せをもたらすものだと体感した

 

感謝。。。。

 

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