狂言を見てきました!〜宇宙とつながる儀式
生まれて初めて、狂言を見てきました!
昨年末に、大江能楽堂に
バンドで出演させていただきましたが
そのときに、
『舞台は神聖な場だから、新品の足袋を履かないと、入ることはできない』
と言われ、驚いた経験があります!
そして今回、能楽堂での狂言を拝見し
ああ、そうか、こういうことなんだと
理解しました
とても神聖な場である意識を持つこと
これこそ、私たちが、宇宙とつながるために
必要な儀式だったということ!
つまり深い感謝と敬意、襟を正す感覚
これが、日常生活ですとなかなか
発動してこないですよね
こうして、昔の人は、
非日常を設定することで
深い感謝と敬意を感じ、凛とした気をまとい
特別な『周波数』に自分をチューニングしていたのでしょう
そうすることで、
自分自身が最高のパフォーマンスをするための
周波数に波長を合わせることができるのだろうなと思いました
芸術の神様がおりてきたり、ね♪
でね、今回の狂言の舞台に赴いたきっかけは
なんと人間国宝が3人も出るという
すごい贅沢な舞台だったこと
3人のうち、1人は
鼓の人でした
彼の手さばきや、気の使い方
体の使い方などを拝見したく
なんと、最前列でじっくり拝見させて頂きました!!
鼓は、
声も結構重要な要素を占めています
その声もすごい低い声から
とても高い声、そしてしゃがれた声など
多種多様な声を出されていて
声だけでもびっくりでした
大きな声だけど、耳に優しい音
体全体が鳴るような響き
鼓の叩き方は
ああ、やはりそうか
という感じでした
なにかというと
『力が抜けている』んです
私の演奏する西洋楽器も同じですが
上手い人は、力が抜けている
それは、脱力というよりは
肩の力が抜けているという感じ
でも、指先までちゃんと意識がある
体の下の方に重心がある感じ
無駄な力は一切、入っていない
そして体の中心に光のような気が上下に通っている
おそらく、ダンスでも
絵を描くのでも、書道でも
スポーツでも
全部同じだと思うんです
極めていくと
そこに行き着くのだなぁと感じました
人間国宝目指して頑張ってみようかなぁ
笑
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